アル・マディーナで啓示された

 

 アッラーの使徒は本章をウバイイに読んだ

 イマーム アフマド はアナス ビン マーリクから、アッラーの使徒がウバイイ ビン カアブにこう言ったことを記録している、

«إِنَّ اللهَ أَمَرَنِي أَنْ أَقْرَأَ عَلَيْكَ

[لَمْ يَكُنِ الَّذِينَ كَفَرُواْ مِنْ أَهْلِ الْكِتَـبِ]

»

 (まことにアッラーは、あなたに (啓典の民の中拒否した者も) を読むようにと私に命ぜられた。)  ウバイイは言った、「かれ (アッラー) があなたに私の名を言及されたのですか。」 預言者は答えた、

 

«نَعَم»

 (そうだ。)  それで彼 (ウバイイ) は泣いた。アル・ブハーリー、ムスリム、アッ・ティルミズィ、アン・ナサーイ がこのハディースをシュウバから記録している。

 

[بِسْمِ اللَّهِ الرَّحْمَـنِ الرَّحِيمِ ] 

 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。

 

[لَمْ يَكُنِ الَّذِينَ كَفَرُواْ مِنْ أَهْلِ الْكِتَـبِ وَالْمُشْرِكِينَ مُنفَكّينَ حَتَّى تَأْتِيَهُمُ الْبَيّنَةُ- رَسُولٌ مّنَ اللَّهِ يَتْلُو صُحُفاً مُّطَهَّرَةً- فِيهَا كُتُبٌ قَيّمَةٌ- وَمَا تَفَرَّقَ الَّذِينَ أُوتُواْ الْكِتَـبَ إِلاَّ مِن بَعْدِ مَا جَآءتْهُمُ الْبَيّنَةُ- وَمَآ أُمِرُواْ إِلاَّ لِيَعْبُدُواْ اللَّهَ مُخْلِصِينَ لَهُ الدّينَ حُنَفَآء وَيُقِيمُواْ الصَّلَوةَ وَيُؤْتُواْ الزَّكَوةَ وَذَلِكَ دِينُ القَيّمَةِ-]

 (1. 啓典の民の中(真理を)拒否した者も多神教徒も,かれらに明証が来るまで,(道から)離れようとしなかった。) (2. またアッラーからの使徒が,純聖な書巻を,読んで聞かせるまでは。) (3. その中には,不滅の正しい記録(掟)がある。) (4. 啓典を授かっている者たちが,分派したのは,明証がかれらに来てから後のことであった。) (5. かれらの命じられたことは,只アッラーに仕え,かれに信心の誠を尽し,純正に服従,帰依して,礼拝の務めを守り,定めの喜捨をしなさいと,言うだけのことであった。これこそ真正の教えである。)

 

 啓典の民の中の不信者と偶像崇拝者についての立場に触れること

 

 啓典の民については、それはユダヤ教徒とキリスト教徒であり、偶像崇拝者は、アラブ人や非アラブ人のうち像や火を崇める者たちである。ムジャーヒドは、「彼らは

[مُنفَكِّينَ]

 ( 離れようと )  しない、というのは、真実が彼らに明らかになるまで、彼らは終えないということである」 と言った。カターダも同じことを述べた。

 

[حَتَّى تَأْتِيَهُمُ الْبَيِّنَةُ]

 ( かれらにアル・バイイナが来るまで,)  は、このクルアーンのことである。

 このため、アッラーは次のように仰せられている、

 

[لَمْ يَكُنِ الَّذِينَ كَفَرُواْ مِنْ أَهْلِ الْكِتَـبِ وَالْمُشْرِكِينَ مُنفَكِّينَ حَتَّى تَأْتِيَهُمُ الْبَيِّنَةُ ]

 ( 啓典の民の中拒否した者も多神教徒も,かれらにアル・バイイナが来るまで,離れようとしなかった。)  

 それからかれは次のように言ってアル・バイイナが何であるかについて説明されている、

[رَسُولٌ مِّنَ اللَّهِ يَتْلُو صُحُفاً مُّطَهَّرَةً ]

 ( アッラーからの使徒が,純聖なスフフ (書巻) を,読んで聞かせる)   ムハンマドと彼が読む偉大なクルアーンのことである。クルアーンは、清められたページの最も高い集まりの間で書きとめられている。

 これはアッラーが次のように仰せられているのと同様のことである、

[فَى صُحُفٍ مُّكَرَّمَةٍ - مَّرْفُوعَةٍ مُّطَهَّرَةٍ - بِأَيْدِى سَفَرَةٍ - كِرَامٍ بَرَرَةٍ ]

 (それは(アッラーの御許にある) スフフ (帳簿) に記されているもの。至高にして清純なもの。書記たち(天使)の手で(記録されたもの)。気高く敬虔な(書記たち)。) (80:13-16)

 それからアッラーは仰せられる、

[فِيهَا كُتُبٌ قَيِّمَةٌ ]

 ( その中には,不滅の正しい記録(掟)がある。)  イブン ジャリールは言った、