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2014 西暦/イスラーム暦 照合カレンダー | 2007-2013 カレンダー |
Ramadan starts in United States (外部サイト)
アッラーの使徒 (pbuh) は言った、 「1年は12ヶ月、そのうち4つの月は神聖な月である。3つの連続した月のズル・カアダ、ズル・ヒッジャ、ムハッラム、それに、ジュマーダとシャアバーンの間にくるムダールのラジャブ月である」 (アルブハーリー) |
アッラーの使徒 (pbuh) は言った、 「ラマダーン月の後でもっともよい断食は、ムハッラム月の断食である」 (ムスリム) |
ヒジュルの新年に挨拶をすることについて 預言者と教友の時代、その次の世代、またその次の世代の信者たちが新年に互いに挨拶を交わしたという記録がないので、スンナとされていません。ですから、「クルアーム ワ アントゥム ビハイル」などと挨拶されたら、挨拶をしますが(挨拶に応えることは義務なので)、自分から進んで言う必要はありません。 根拠 |
この スンナ (ムハンマド の言行)により、ムスリム は9、10日か10、11日の二日間に断食することを勧められています。義務ではありません。 アーシューラーについての ハディース(ムハンマドの言行を記録した本)
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次に、もう一つの アーシューラー、、、 不幸な事に フサイン・ブン・アリー(預言者 ムハンマド の従兄弟 アリー の子)がこの日に殺害された。 この事件のことで世界中のシーア 派教徒は、フサイン・ブン・アリーが味わった苦痛を追体験するためといって、アーシューラー の日に自らの体を傷つける。これは イスラーム や スンナ とは関係のない行動。 (シーア 派とは、元々「 アリー の派」と呼ばれ、預言者 ムハンマド の従兄弟であり娘婿である アリー と アリー の子孫だけを後継者として認め、その他の点でもスンニ 派とは違う教えを持つ) むかしは シーア 派の学者さえもそれを禁じたが、現在の新しい シーア 派学者や指導者たちはこの無秩序な行いを宗教的なこととして認めている。 この シーア 派の行っている アーシューラー、どのようなものか写真を載せますが、血があるので、見たくない方はご注意を・・・ シーア 派のアーシューラー 写真こちら |
アーイシャ (as) は言った、 「私はアッラーの使徒 (saw) がラマダーン月以外に丸一か月断食するのを見たことがないし、シャアバーン月ほど断食するのを見たことがなかった。」 (ブハーリー) |
関連 Fasting in Shaban to honor Ramadan
ラマダーン前の一日か二日間は断食をしてはいけない。ただし、特定の曜日に断食をする習慣があ (って、ちょうどその日に当た) る人は、断食してもよい。 (ブハーリー、ムスリム) |
関連 Is it permissible to fast after halfway through Sha'baan?
「シャアバーン月15日に断食するのがよい」 と言われることがありますが、それは誤り、 ビダア (一部のムスリムが奨励するが、しっかりした根拠がないもの・作り上げられたこと)です。 根拠 The Middle Night of Shaaban (リンク切れ) |
イシャーの礼拝の後に行う任意の礼拝。偶数のラカート数であれば何回でもよいとされていますが、たいていは8 ラカート か 20 ラカートです。一度にするのではなく、2ラカート毎の礼拝を 4回または10回 です(ファジュルの礼拝と同じやり方で4回・10回繰り返せばいい)。 |
タラーウィーフ | |
ラマダーン中のキヤーム - I | ● ライラトゥ アル・カドル と その時 ● キヤーム を集団で礼拝すること ● 女性も集団でキヤームの礼拝を行うことができる ● キヤームのラクア 数 ● キヤームでのクルアーン読誦 |
ラマダーン中のキヤーム - II | ● キヤームの時間 ● ウィトルの礼拝の仕方 ● ウィトルの3ラクア中の読誦 ● ドゥア アル・クヌート ● ウィトルの終わりに言うべきこと ● ウィトルの後の2 ラクア ● イマームがタラーウィーフを終えるまで従うこと ● イマームのウィトルにもう 1 ラクア加えること |
ラマダーン月のいつ始めるか | ラマダーン一日目の夜か、 ラマダーン一日目のイシャーの礼拝の後のどちらか? |
礼拝の単位 | 預言者 saw は言った、「夜の礼拝は2ラカート、2ラカート」 |
礼拝の長さ | 預言者 saw は読誦と他の重要な部分を長くされていた |
ラマダーン月終わりの奇数日のいずれかに、クルアーンがはじめて下されました。 無知の世界に光が差した夜で、「千月よりも優る」夜、みいつの夜と呼ばれます。 ラマダーン月 最後の10日間の中にはライラトゥ・ル・カドルがあるので、特に一層お祈りに時間を費やします。この10日間モスクに籠ることも一般的です。
ライラトゥ・ル・カドルを27日であると思う人が多いですが、実際は 21, 23, 25, 27, 29 日 のどの日であるかは特定できないので、可能性のあるすべての夜を大切にしたほうがよさそうです。 預言者も、最後の10日間は夜を礼拝に明かしたそうです。
★たとえば「25日の夜」というのは、24日と25日の間の夜のこと。 ------------------------------------------------------------- ラマダーン月17日はバドルの戦いのあった日、ラマダーン月20日はマッカ征服の日 |
シャウワール月に6日間の断食を行うことには大きな報酬があります。連続して6日間である必要はなく、この月の間、都合のよい日を選んでよいのです。 イード・ル・フィトル の一日は断食はできませんが、その翌日、つまり シャウワール 2日目から可能です (実のところ、シャウワール 2日目に始めなければならないという学者も多数います)。
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イードのタクビール |
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において 暁にかけて, 10夜にかけて 〔聖クルアーン 89. 暁 (アル・ファジュル)章 1-2節〕 |
アッラーの使徒 (saw) は言った、 「この10日間ほどに善行がアッラーに喜ばれる日はほかにない」 「アッラーの道のために戦うことよりもですか」 とたずねられると、 「アッラーの道のために戦うことよりもだ。財産も捧げて聖戦に行き、何も持たずに帰ってくる場合を除いては」 と言った。 (ブハーリー2/457,969 ) |
それは自らの(現世と来世の)御利益に参加し,また定められた日の間,かれがかれらに与えられた(犠牲の)家畜の上にアッラーの御名を唱え,
〔聖クルアーン 22. 巡礼 (アル・ハッジ)章 28節〕 |
タクビールを唱えること
タクビールの唱え方にはいくつかの説があります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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タクビールは普段、朝晩、礼拝の前後など、時間を問わずに唱えますが、礼拝直後のように定められた時に唱える場合があります。 そして、ズルヒッジャ月はじめの10日間とタシュリークの日にいつでもタクビールを唱えることはスンナです。 それはズルヒッジャ1日目から (ズルカアダ最終日の日没から) タシュリークの最終日、つまりズルヒッジャ13日目の日没までです。 特定の時に唱えるタクビールとして、アラファの日のファジュルからタシュリーク最終日の日没まで唱えるタクビールがあります。 義務の礼拝の最後にタスリームを言った後、3度 アスタグフイル アッラーと言って赦しを請います。そして、「アッラーフンマ アンタッサラーム ワ ミンカッサラーム、タバーラクタ ヤー ザル・ジャラーリ ワ・ル・イクラーム (アッラーよ、あなたこそが平安の主で、平安はあなたからのものです。崇高さと栄誉の主に称えあれ)」と言い、 それからタクビールを唱えるのです。 これは、巡礼に参加していない人向けです。巡礼者は、犠牲の日 (ズルヒッジャ10日目) のズフルから タクビールを始めます。 |
ズルヒッジャ9日目に断食をすることはスンナです。預言者 (saw) はこの時期によい行いをすることを勧めました。 アッラーは断食をかれご自身のためのものとして定められました。ハディース・クドスィにこうあります、
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これにより、犠牲を捧げることを意図する人がズルヒッジャ1日から10日の間に毛や爪を切ることはハラームです。もし、故意に行った場合は、アッラーに赦しを請いますが、つぐないに (余計に) 犠牲を捧げる必要はありません。そして、犠牲は受け入れられます。 毛や爪を切らなければ害になるという場合、たとえば爪が割れてしまったり、毛のあるところを怪我したときなどは、取り除くべきで、そうしても罪になりません。 ズルヒッジャはじめの10日間に頭を洗っても問題はありません。預言者 (saw) が禁じたのは切ることで、洗うことは禁じられていません。 もし、犠牲を捧げることを予定しておらずにズルヒッジャに入ってから毛や爪を切って、あとになって犠牲を捧げることにしたなら、その決心をした瞬間から、毛や爪を切るのをやめます。 女性のなかには、兄弟や息子に委任し、この期間中に毛を切る人がいるかもしれません。それは正しくありません。この決まりは、実際に行うのを誰か代わりの人に頼もうとなかろうと、犠牲を差し出す人に当てはまるからです。委任された人には当てはまりません。いかなる理由であれ、誰かの代わりに犠牲を捧げている人はこの禁止事項を守らなくてよいのです。 |
定められた数日間,アッラーを念じなさい。
〔聖クルアーン 2. 雌牛 (アル・バカラ)章 203節〕 |
アッラーの使徒 (saw) は言った、 「タシュリークの日は、食べ、飲み、アッラーを唱念する日である」 (ムスリム1141 ) |